予防接種
当クリニックでは、定期予防接種および任意予防接種のすべてを受けることができます。また、いつでも予防接種漏れのチェックいたします。 不安を感じられましたら、お気軽にご来院ください!
接種に際しては、事前にご予約いただくことで、なるべくお待たせせずに接種を受けていただけることを目指しておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
ご予約について
- 診療日、診療時間内のご希望の時間にご予約が可能です。
- ただし、14時~16時は、病気のお子さんのご予約はご遠慮いただいています。病気のお子さんとの接触がご心配な方は、このお時間に御予約ください。
- 病気のお子さんの場合は診療でご来院いただき、予防接種を受けられる状態であれば対応いたします。 ご不明点などは、受付、またはお電話でお問い合わせください。
お問い合わせ072-950-1234
診療時間/9:00~12:00 /17:00~19:00
休診日/木曜、土曜午後、日曜・祝日
- 上記の診療時間内でのご相談をお願いします。
- 休診日の対応はしておりません。
予防接種の際に
お持ちいただくもの
- 予防接種予診票
- 母子健康手帳
- 健康保険証
- 小児医療証
- 診察券(お持ちの方)
- 万一の副反応に備え、接種後20~30分程度はクリニック付近に留まるようにしてください。
- 接種当日はいつも通りの生活をして構いませんが、激しい運動はお避けください。
- 接種後、体調の変化が見られた際は、すぐに医師にご相談ください。
お子さんの予防接種について
免疫が弱まる生後2カ月からワクチンデビューを
赤ちゃんは当初、お母さんから授かった免疫を持っていますが、生後数カ月すると弱まってきます。すると赤ちゃんは、免疫による抵抗力が未熟な状態となり、感染症に罹りやすくなってしまいます。感染症の中には重篤な状態になって命に関わったり、後遺症が残ったりするものもあります。それを防ぐのがワクチンによる予防接種です。ワクチンには感染症に罹ることを予防したり、罹っても重症にならなかったりする効果があります。生後2カ月には定期接種を受けられるようになりますので、当クリニックにご相談ください。
集団生活に入る前に受けておくことが大切です
ワクチン接種は生後2カ月から接種するものがありますが、集団生活が始まる保育園や幼稚園の入園前に、「接種漏れ」や「任意接種で未接種なもの」について確認し、受けていないものは接種することが望まれます。集団生活が始まると、細菌やウイルス等への接触機会が増加します。大切なお子さんを守るためにも、可能な範囲での接種をお勧めします。
学童期の定期予防接種が終わっている場合も、もう一度接種漏れをご確認ください
実は過去10年間で、ロタウイルスや水痘(水ぼうそう)、おたふく(ムンプス)など、予防接種の種類増加や接種回数の変更がありました。それらを含め、接種漏れがないかどうかご確認することをお勧めします。接種漏れがあった場合、当クリニックにご相談ください。
当クリニックでは、お子さんごとに、ワクチンスケジュールを作成いたします。
現在、予防接種は非常に種類が多く、接種する回数やタイミングも様々です。いつ、何を摂取していいか戸惑う保護者の方も多いと思います。そこで当クリニックでは、お子さん一人一人の「ワクチンスケジュール」を作成し、当クリニックにてスケジュール管理をさせていただきます。お電話、または受付、診療の際などにお気軽にお問い合わせ下さい。
- NPO法人VPDの予防接種スケジュールアプリによって、ご自身でスケジュールを組み立てることもできます。ご希望の方は、下記よりダウンロードしてご利用ください。
~ ワクチントピックス ~
予防接種の種類について
お子さんの予防接種で使用するワクチンについては、その製造法によって生ワクチンと不活化ワクチンに分けられます。
- 生ワクチン
- 細菌やウイルスといった生きた病原体の病原性を弱めたものを接種して感染させ、免疫力をつけるワクチンです。その病気に罹ったのと同様の強い免疫が期待でき、不活化ワクチンに比べると、少ない接種回数で済みます。ただし、次のワクチン接種までには、4週(中27日)以上の間隔を空けることが必要です。
- 不活化ワクチン
- 細菌やウイルスにホルマリンや紫外線による処理を加え、毒性や増殖性をなくし、免疫をつけるのに必要な成分だけを残したワクチンです。生ワクチンに比べて、十分な免疫をつけるには、数回の接種が必要になります(接種回数は、ワクチンの種類によってそれぞれ異なります)。次のワクチン接種は、1週(中6日)以上の間隔を空けることが必要です。
また予防接種は、定期接種と任意接種の2種類に分けられます。
定期接種
国が「一定の年齢になったら受けるように努めなければいけない」(接種の勧奨)と規定しているワクチンです。接種費用は対象年齢内・規定回数内であれば、基本的に公費で負担されます(対象年齢や規定回数を超えたり、指定の医療機関以外で受けたりした場合の接種費用は、全額自己負担となります)
定期接種の対象になるワクチンと対象年齢期間、回数は以下になります。
ワクチン名 | 種類 | 標準的接種期間 | 接種回数 |
---|---|---|---|
ヒブワクチン | 不 | 生後2ヶ月~5歳未満 | 1~4回(接種開始年齢によって異なります) |
小児肺炎球菌 ワクチン |
不 | 生後2ヶ月~5歳未満 | 1~4回(接種開始年齢によって異なります) |
4種混合ワクチン (ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ) |
不 | 生後3ヶ月~7歳6ヶ月未満 | 4回 |
B型肝炎ワクチン | 不 | 生後2ヶ月~ | 3回 |
2種混合ワクチン (ジフテリア・破傷風) |
不 | 11歳~13歳未満(標準的な接種年齢は小学6年生) | 1回 |
水痘ワクチン | 生 | 1歳~ | 2回 |
BCGワクチン | 生 | 生後5ヶ月~8ヶ月未満 | 1回 |
MRワクチン (麻疹・風疹混合) |
生 | 第1期:1歳~2歳 第2期:年長児(小学校入学の前年) |
2回 |
日本脳炎ワクチン | 不 | 生後6ヶ月~(標準的な初回接種年齢は3歳) | 3回 |
子宮頸がんワクチン | 不 | 中学1年生~ | 3回 |
ロタリックス (ロタウイルスワクチン) |
生 | 生後6週~24週 | 2回 |
ロタテック (ロタウイルスワクチン) |
生 | 生後6週~32週 | 3回 |
- 不=不活化ワクチン 生=生ワクチン
任意接種
定期接種以外の予防接種です。「任意」とはなっていますが、接種することでお子さんを守るたるに非常に有効なものですので。費用は基本的に自費(全額自己負担)となりますが、積極的に接種を受けられるよう、お勧めいたします。
任意接種としては以下のようなものがあります。
ワクチン名 | 種類 | 標準的接種期間 | 接種回数 |
---|---|---|---|
おたふくかぜワクチン | 生 | 1歳~ | 2回 |
A型肝炎ワクチン | 不 | 1歳~ | 3回 |
インフルエンザワクチン | 不 | 生後6ヶ月~小学6年生 | 2回 |
中学生~ | 1回 |
- 不=不活化ワクチン 生=生ワクチン
上記に記載されていないワクチンについても、ワクチン接種を行っておりますので、
ご不明点は、受付・お電話、診察時にお問い合わせ、ご相談ください。
予防接種について、さらに詳しくお知りになりたい方は、下記よりNPO法人VPD
「KNOW★VPD!」のサイトをご覧ください。当クリニックにも遠慮なくご相談ください。